このレポートも最終第4コーナーに差し掛かってまいりました、さぁ追い込みです!!

↑こちらはこれから行う特殊フレット処理をするにあたって指板に大きなキズが入らない様にマスキングテープで保護をしているところです。指板部は広い部分と狭い部分がありますがフレットから隙間が出来ないように丁寧に張っていきます。作業方法はここでは公開できませんが数時間をかけてフレットの鋭角な部分を全て球面状にしていきます。お客様に届いた際には是非フレットのエッジをご確認下さい。今まで見たこともないようなすばらしいフレット処理がされていることでしょう。


↑フレット処理が終わり細かな埃を払ったあと指板面をオイルできっちりと磨いていきます。これで指板もフレットもピカピカです。こうした際は万が一何が起こるかわかりませんから写真のようにボディには常に保護シートを覆っており打痕などは決してつかないようにされています。


まるで手術をされているかのような画像です。このギターの中枢であるスイッチ周りの配線はとても複雑でまず一般の方では理解する事は難しいでしょう。DAITA氏の希望通りのスイッチングを行うには難しい設定部分もありましたが研究に研究を重ねスタジオやステージで問題なく使用出来るプロフェッショナルな配線回路となり耐久性、そしてもちろん操作性についても考え抜かれました。アクティブのピエゾピックアップが搭載されていますのでここの中に9Vのバッテリーも納められております。バッテリー交換の際はバックプレートを開ければすぐ交換できるようになっています。


↑その配線がしっかりと整えばボディのワッシャーを回してスイッチピン、ボリュームやトーンを固定していきます。このあとピックアップを取り付けて全体の調整をして出荷となります。最後の全体調整のセットアップにはさまざまな有名アーティストのサウンドメイキングなどを手がけているこの業界の大物が取り掛かります。ギターには個体差がありますが全てのギターで最大限の良さを引き出すセットアップとなっております。お手元に届きましたら真っ先に生音でコードを鳴らしてみて下さい。まるでアコースティックであるかのようなエアー感と木の鳴りを体感していただける事と思います。






販売について