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前回のレポートでも触れましたが、ボディとネックグリップの形成に関しては何度も何度もクラフトマンの手を入れて整えていきます。このグリップ形状は微妙な部分で既存他ブランドのネックとも違いますし、ボディの形状に関してもこのブランドのテーマになっている所で、ヘッドスタイルやインレイ(分解された回転Dロゴ)と密接なデザイン関係にあるので一筋縄ではいかない重要な部分となっております。とてもとても時間と手間がかかる部分でありますが、1本1本丁寧に作業をしております。 実際のところ人の手による作業ですからクラフトマンのキャリアと経験を手先に集中させての業なのです。クラフトマン曰く 「手の平、指の感覚を研ぎ澄まして、その木の温度や硬さや厚みまでもが瞬時にわかるくらい神経を集中させています」 とことです。まさに限られたクラフトマンしか製作にたずさわれないという事実にはうなずけます。 この様に全てのネックとボディの形成が終了していくと、次はボディとネックの組み込みを行い、そして塗装へと入っていきます。
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