作業途中のBlackLifeの画像がファクトリーから届きました。

現在はトップコートのポリウレタンを吹きる工程中です。

いかがでしょうか、もの凄くうっすらと吹き付けている事がわかると思います。

右の写真をクリックしますと拡大しますのでよーくご覧下さい。

このあと研磨、バフという一連の磨き作業を丹念に行うことで完成品としての光沢が出てくるのです。

前回のレポートではボディーカラーが塗られたあとまたシーラーを
中間のつなぎとして重ね塗りをしていました。

そしてこの極薄ウレタンのフィニッシュするわけなのですがこの間の塗装総工程日数は約2週間という長い時間ををかけて行っていきます。
光沢を出すために専門のクラフトマンがまず研磨をしていくのですがそれには1本あたりに約2時間をかけて行います。

すみずみまで満遍なく行うのでホントに過酷な作業となります。

またそのあとには別途1時間かけてバフがけを行い最終磨きをおこなってツルツルした光沢を出していきます。

素人の方ではラッカー塗装が薄くて良いという認識をお持ちの方が多いのですが、実はこのウレタンを極薄フィニッシュするほうがトータル的には格段によいのです。

ラッカーの場合特性で重ね塗りを何度も必要とするため結果的に厚手の塗装になりボディーが柔らかい膜でパックされた状態と形容できます。

それだと弦振動が飲み込まれ少しこもったサウンドになるのです。

BlackLifeのサウンドプランでは重厚で高音の抜けのいいサウンドを重視したことで弦振動のボディへの伝達スピードと跳ね返りのよさを極薄ポリウレタンフィニッシュにより追求しました。

またツアーなどの過酷な状況下でも外面の損傷をおこしずらく物的な化学変化や環境変化に対しても安定した状態をキープしていられるよう配慮をしております。

←そしてヘッドの塗装がおわり遂にG-Lifeロゴが入りました!!

このあと乾燥したら順次パーツが取り付けられていきます。

すでにペグの穴はあけられております、ペグは6弦から1弦までポストの長さを1本づつ変えて取り付けます。

そうする事で全ての弦に均等にテンションがかかるようセットアップしていくのです。

こうすることでチューニングがしっかり合うことはもちろんプレイ後のズレも最小限にくい止めることが出来るのでアーミングを使用する場面でもストレス無くプレイに集中できるわけなのです。




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